【文化財修理修復保全無料相談会】文化財ドック終了のお知らせ
7月26日(土)、文化財修理修復保全無料相談会(文化財ドック)を開催し、多くの方にご来場いただきました。
相談会では、個人・法人でご所有の大切な文化財の保管や修理の方法を熱心に尋ねられ、文友会に所属する職人たちが適切にアドバイスを行いました。
体験コーナーでは、応募者多数のため抽選により参加となった約120名の小学生が、「かんな削り」「ひわだ葺き・こけら葺き」「畳の縁付け」「かざり金具」「こけ玉作り」「うちわ彩色」の体験を行いました。職人たちの熱のこもった指導のもと、目を輝かせながら材木をかんなで削り、檜皮をとめるための竹釘を金づちで打ち付けたりしました。
体験コーナーが終わったら、体験した技術がどのような場面で活かされているのかを学ぶための文化財教室を受講し、文化財を守り伝えていくための技術継承の大切さを勉強しました。
京都古文化保存協会では、文化財を未来に伝えるための取り組みを様々行っており、特に次世代を担う子どもたちに興味を持ってもらうことが大切だと考えております。
今後とも文化財保護へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。



