京都は文化財の宝庫といわれており、日本各地からはもちろん、国外からも多くの拝観者が訪れます。
これらの文化財は、先人が築き上げてきた豊かな「文化遺産」として、時代を超えて継承されながら、拝観する人の心を捉えてまいりました。
公益財団法人京都古文化保存協会は、京都における由緒ある伝統と文化財を護持している寺院・神社・法人あるいは一般民家約360会員を以って構成されている公益財団法人で、古文化財の維持保存並びにその文化的活用を図り、文化財愛護に寄与するための活動を行っております。中でも歴史芸術的文化財を、国内はもとより全世界に向け、その重要性を継承していくことの意義を広く伝え、国民の文化的向上と世界文化の進歩に貢献することを目的としています。
これがいま生きる私たちの使命です。将来その素晴らしい文化財を享受してくれる未来に思いを馳せて、文化財保護のご理解、ご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。